この記事は,これまでにこのブログで扱ってきた平均化フィルタのまとめ(のようなもの)です.
これまでの記事はこちら.(読まなくても大丈夫)
ウディタで画像処理したい(その1
ウディタで画像処理したい(その2
ウディタで画像処理したい(その3
ウディタで画像処理したい(その4
上記記事は,マップチップに平均化フィルタ処理を行い,
動的にマップをぼかす演出を作るために悪戦苦闘した記録です.
一応それっぽい処理は出来上がりましたが・・・
・マップチップを動的に読み込みできない(画像名を指定する必要がある)
・主人公の上に存在するマップチップの区別にタグ番号が必須
・shift固定で配置したオートタイルは処理不可能
...etc
こんな感じで汎用性がなさそうだったので,結局演出はお蔵入りになりました.
ただ,その代わり画像に平均化処理を行うノウハウを得ることはできたので
イベントで表示するピクチャをぼかすイベントを作って締めようと思います.
今回使用する画像はこちら.実家のイヌチャン!
平均化の手法は過去記事を参照していただくとして,
ぼかしの結果はこんな感じになります.
コモンイベントを常時回し続けることもなければ7x7領域の平均化でも
49枚の画像を使うだけでぼかし画像を作れてしまうので,動作的な問題は全くありません.
その4の最後にも書いたかもしれませんが,1枚絵の背景をぼかして寝起き等を演出したり,
だんだんとぼかしを弱めていくなどの処理でクイズなども作れるかもしれません.
自分のゲームにも盛り込んでみようかな...と思ったところで以上となります.
今回は特に追記はありません.ここまで読んでくださりありがとうございました.
追記)改良してみました
ウディタで画像処理したい(その5 加算表示平均化処理の改良